最強の自己PRとは|長所アピールする際のコツを解説
自己PRとは、自分のアピールすべき長所で、自身の強み又は特徴です。
転職活動の履歴書や面接対策で自己PRが苦手!というような苦手意識を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、転職活動における最強の自己PRというテーマのもと、自己PR、長所や短所の考え方まで徹底的に解説したいと思います。
この記事を読むことで、周りとの差が付けられる最強の自己PRを作り上げることができますよ。CLOSE
Contents
自己PRは採用活動で重要ポイント
中途採用などの就職活動において自己PRはとても重要なポイントです。
採用基準の中でも大きなウェイトを占めており、どれだけ優れたスキルがあったとしても、悲観的であったり協調性がなく、責任感が感じられない場合「一緒に働きたい」とは思われません。
採用企業としては、前向きで誠実、責任感がある、積極的で行動力がある、などの長所を転職活動者から見受けられると、さらに魅力的に感じてもらえます。
しかし、こういった自己PRがとても重要であるということは誰もが分かっているかと思います。
転職成功のための効果的な自己PRの考え方やコツに関して、「得意だ!」と自信を持って言えるかたはそう多くないのでは?次項から、こちらに関して詳しく解説します。
効果的な自己PRを作る3つの方法
まずは自分の長所と短所を深く理解する
みなさんもお分かりの通り、自己PRで効果的にアピールするためには、まずは自分の長所と短所について深く理解する必要があります。
長所と短所それぞれのメリット・デメリットを洗い出し、
「なぜこのような長所(短所)なのか?」
「この長所(短所)がこれまでにどんなことに生かせたか?」
「これまでにどんな結果を生み出したか?」
「周りの人にどんな影響を与えたのか」
など、実体験に基づいてじっくり考えていきましょう。
「長所⇄短所」だと認識する
一度は聞いたことがあるかもしれませんが、
短所は裏を返すと長所になり、長所は裏を返すと短所になります。
長所と短所を同じものすることで、格段に自己PRがしやすくなります。
「周りの人からは〇〇と言われる」が効果抜群
自己PRにて長所をアピールする際は、「周りの人からこう言われた」という客観的な事実を取り入れると、説得力が増しとても効果的です。また、実際の体験談を混ぜつつ客観的な評価を取り入れることで、さらに効果は倍増します。
ネットショッピングなどでも、第三者の口コミやSNSでの評判の方が参考になるのと同じで、客観的な意見をぜひ取り入れてみましょう。
効果的な長所の伝え方は3ステップ
長所は結論から簡潔に
自身の長所は結論から簡潔に伝えます。そのあとに詳しい説明をしましょう。
この順番は非常に重要で、前置きが長すぎると聞き手も大事な長所がよくわからなくなってしまいます。
実体験エピソードを取り入れる
長所を結論から簡潔に伝えた後は、その長所に関連する実体験のエピソードを取り入れて伝えます。そうすることで、長所に対してさらなる説得力や具体性をもたせることができるため、非常に効果的です。
志望企業の業務内容に関連づける
最後に、長所のエピソードから志望企業の実際の業務内容に関連づけて伝えます。
そうすることで、採用企業の聞き手に対して、あなたが入社したあと実際の業務にどのような貢献ができるのかを具体的にイメージしてもらいやすくなります。
志望企業が求めるような長所をアピール
前項まで、効果的な自己PRの作り方、効果的な長所の伝え方をお伝えしてきました。
最後のステップとして、自分で深く考えた自己PRでの長所や短所が、志望する企業にさらにマッチするようにカスタマイズしていきましょう。
業界別や業種別でヒントを詳しくご紹介します。
営業
営業部署などの場合は、「志望企業の営業成績にどれだけ貢献できるか」をアピールしましょう。
たとえば、フットワークが軽い、積極的で自発的に行動できる、負けず嫌いなこと、ポジティブ思考などがそれに当たります。
これらの長所を実際に体験したエピソードを取り入れて伝えることで、営業成績に貢献してくれそうなイメージがしやすくなり、好印象につながります。
チームワーク重視
チームワーク重視の場合、「チームで協力・連携していかに仕事を進めることができるか」をアピールしましょう。
たとえば、協調性がある、どんな人とでも仕事ができる、周りの影響を考えて行動できる、チームのリーダとしての実体験などがそれにあたります。
採用企業の聞き手が、業務の生産性を向上させて将来的にはあなたがチームを引っ張っていけるようなイメージを持てるように長所部分をアピールしましょう。
急成長中の企業
注目のベンチャー企業や、短期間の速いスピードで成長している企業などの場合、積極性やフットワークの軽さ、行動力をアピールしましょう。
実体験のエピソードを取り入れて、フットワークの軽さや行動力などをアピールすることで、重要なポジションなどで活躍できるイメージを持ってもらいやすくなります。
事務職や経理職
会計データや財務データなどの、どの会社にとっても欠かせない数字を管理する事務職や経理職の場合、正確性や誠実さをアピールしましょう。
会社の重要なお金や資産を管理する職種で、入力間違いなども許されない仕事であるため、正確さや誠実さなどの仕事に対する向き合い方を実体験エピソードを取り入れつつアピールしましょう。
接客業
お客様と顔を合わせて接客する仕事の場合、真面目さや責任感、コミュニケーション能力について実際の体験談を取り入れつつ積極的にアピールしましょう。
企業の代表として接するポジションであるため、お客様に対して失礼な対応をするおそれがある人だとイメージを持たせてしまうと完全にNGです。志望企業の社員はもちろん、お客様に対してしっかりと誠実に対応できることをアピールしましょう。
クリエイター
デザイナーやプログラマーなどのクリエイターの仕事の場合、責任感や協調性、行動力をアピールしましょう。
上のポジションになれなるほど、クライアントとのやり取りやスケジュール作成や調整、納期を守るための責任感などが求められます。各専門的なスキルなどはもちろん必要ですが、コミュニケーション能力も求められる業種のため責任感や協調性に重点をおいてアピールしましょう。